NISAとは?
2014年になってから、新しい制度のNISAが注目を集めています。
そもそも、NISAとはなんでしょうか?
NISAとは、株や投資信託(投信)などの運用益や配当金を
一定額非課税にする制度です。
イメージが付き難いと思いますが、株式投資で増税する事が決定した為の
救済制度と思って頂ければと思います。
2014年現在は、毎年100万までの非課税対象となり
最大5年間繰り越す事によって、最大500万まで非課税の対象になります。
NISAの運用別、メリットとデメリットのイメージ
NISAのメリット
・新規に年間100万以内の利益が出た時
・年間に1、2回などの取引の場合など、5年以内の長期保有に向いている
NISAのデメリット
・損失の通算が出来ない
・1度売却して、再投資をしても非課税対象にはならない
・損失が出ていても課税対象になる場合がある
ここからは、私の意見ですが、長い間投資を行っている私からすれば
あまりNISAと言う口座での運用にメリットを感じません。
と言うのも、デメリットの損失の通算が出来ない事です。
例えば、NISA口座と通常口座をお持ちだと損失の通算が出来ない為
NISA口座では、損失を出す事は、絶対に出来ません。
投資で損失が出ない事は、まず無いと思って頂きたいのですが
損失を出さない手法を、私はまだ知りません。
つぎに、投資の最大の魅力である福利が利用出来ない事です。
再投資をしても非課税対象にはならないので
デイトレードのように、トレード回数を増やす事が出来ません。
株の利益として、長期保有で年利20%くらいが良いそうですが
トレードを行っている方で、利益を出している方は200%以上とも言われています。
NISAの運用を纏めると
初めて、株取引を行う方で、尚且つ小資金で長期運用される方になるでしょう。
デイトレードの方や、大きな資金を動かす方なら、
間違いなく、通常口座や特別口座での運用をオススメ致します。